STIとSTDの違い

性感染症が表記されている時、「STD」と「STI」があります。一体、これはどのような違いがあるのでしょうか。

STIは、”Sexually Transmitted Infection”を略したもの。
つまり、感染が確認された状態をさします。感染が確認されれば、症状がなくても、STIとして分類されます。

一方、STDは、”Sexually Transmitted Disease”を略したもの。
ちなみに、「Diseases」は病気という意味。つまり、感染が確認されて、なおかつ症状が現れているのが「STD」ということになります。
STDは、STIが進行した状態とも考えられます。

現在では「予防」の観点から「STI」を使うことが適切ではないかという考えもあり、「STI」を使用するケースが増えているのです。

自分の健康を守るために、誰かに感染させないために、性感染症を早期に発見し、治療を行うことが大切であるという観点からは、性感染症検査においては、「STI」を使う方が適切であるといえるでしょう。

<記事監修>
日本エイズ学会認定医 小田島純先生
新吉原検診所 https://shinyoshihara.com
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