緊急避妊薬は性交後「なるべく早く服用」が重要です!

11月28日より、全国の薬局で緊急避妊薬が試験的に販売されることが決定しました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231116/k10014259751000.html
さまざまな報道機関が発表する中、重要なことを告知していない媒体が多く、
sienteとしては以下のことを強調します。
72時間以内に服用すれば良いではなく、性交後できるだけ早く服用することです。
というのも、緊急避妊薬は性交後の時間経過とともに、効果が変動してしまいます。
少し古めのデータになりますが、日本産科婦人科学会『緊急避妊法の適正使用に関する指針』によると…
性交後24時間以内であれば妊娠阻止率が95%、25~48時間以内は85%、49〜72時間以内が52%と発表されています。
72時間以内に緊急避妊薬を飲んでいるから安心ではなく、極力早く医療機関に相談してください。

72時間以上経過してしまったら

緊急避妊薬を72時間以内に服用することができなかった場合は、避妊リングを子宮に挿入し阻止をします。
万が一避妊薬を飲むことができなかった場合でも、諦めず産婦人科に足を運び、適切な処方を受けてください。

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